プロ野球選手の夢かなうか、吉報待つ東京都内の注目高校球児たち

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野田枝里子、御船紗子
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 プロ野球のドラフト新人選択)会議が11日開かれる。東京都内の高校生で指名されるために必要なプロ志望届を提出したのは9人。夢のプロ野球選手へ――。運命の日を前に、吉報を待つ注目選手を紹介する。

強気のピッチングが持ち味

 東東京代表として今夏の甲子園に出場した二松学舎大付の左腕、秋山正雲投手。大柄ではないが、切れのある直球で内角を攻める強気のピッチングが持ち味だ。

 周囲の信頼は厚く、チームメートは「ピンチの時、『俺が抑えてやるから安心しろ』と言って、本当に抑えてくれる」。甲子園では西日本短大付(福岡)を完封、3回戦で京都国際に延長で敗れたものの、最後まで直球で押す投球が強い印象を残した。

 バッテリーを組み、寮で同室だった鎌田直樹さんは「学校では静かでマイペース」。部屋では、アメリカのロックバンド、エアロスミスなどの洋楽を聞いて過ごしているという。

 プロ入りをめざし、甲子園から戻ってすぐに練習を再開。夢がかなったら、母の静香さんに感謝を伝えたい。小さい頃から、野球に打ち込む自分を応援し、支えてくれた。甲子園後は、ちゃんと話せていない。LINEで「今まで迷惑かけた。プロ行って恩返しするから」とメッセージを送ると、「(正雲の)親でよかった」と返ってきた。「会ってないんで、どう思ってるかはわからないです」。ドラフト後に直接、話して伝えたいと思っている。

150㌔超の直球で注目の好投手

 その二松学舎大付に東東京大会決勝で敗れた関東第一。エースの市川祐(たすく)投手は大会屈指の右腕で、150キロを超える直球で注目された。進路に迷っていたが、プロ挑戦を決意。8月31日に志望届を出した。

 野球を始めたのは小学4年。いつもチームの中心だった。中学時代に所属していたシニアチームの先輩がいた「強くてカッコよくて憧れ」だった関東第一へ進学。1年夏からベンチ入りし、甲子園のマウンドも経験した。当時「ダブルエース」として8強へ導いた3年の土屋大和、谷幸之助両投手をみて「圧倒的。ああいうピッチャーになりたい」と目標にした。

 しかし、2年生の夏、独自大…

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