そんなことは女がやっておけ?女性政治家は「鉄」か「母」の二択か

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聞き手・田中聡子
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 岸田新総裁が誕生した自民党総裁選は、候補者4人の半分が女性という初の構図が注目されました。女性候補者は敗れたものの、党の要職についたり、入閣を果たしたりしました。女性政治家の「活躍」は、社会や政治の多様性につながっていくのか。衆院選を前に、女性政治家の生きる道について、作家の北原みのりさんに聞きました。

 1970年生まれ。出版社代表。性暴力根絶を訴える「フラワーデモ」呼びかけ人。共著書に「奥様は愛国」など。

                   

 総裁選では候補者4人のうち2人が女性であることが注目されましたが、私は喜べない自分に驚きました。男性政治家にはありえない叩(たた)かれ方、期待のされ方をしてきた女性政治家の歩んできた道が、自分も含めた女性たちの生きる道と重なるからです。

 記事後半では、「子どもや女性のための政策は女性が背負う『べき』だ」という「まなざし」について語ります。なぜ女性が背負うのか? その政策が大切だと思っているからではないのではないか、と北原さんは考えます。

■「女性らしくない」ことで評…

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