ジャーナリストにノーベル賞の意味 「叱咤激励も」「迫害を直視」

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聞き手・小野甲太郎
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 今年のノーベル平和賞フィリピンジャーナリストマリア・レッサさん(58)とロシアの独立系リベラル新聞「ノーバヤ・ガゼータ」の編集長ドミトリー・ムラトフさん(59)に授与されることになった。「表現の自由を守るために努力してきた」と2人がたたえられた背景には、なにがあるのか。ジャーナリズムと国際政治の専門家に聞いた。

鈴木一人・東京大学公共政策大学院教授

 歴代の権力者にとって報道の自由は敵でしかなかった。権威主義が常にコントロールしたいと思うのが情報だ。今回の平和賞には、そういう時代への逆戻りへの懸念が強く表れている。

 情報の流れは世界を変える…

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