新郎新婦が馬車で新倉山の五重塔へ

河合博司
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 【山梨】富士吉田市の新倉山浅間公園で8日、ふもとの神社で結婚式を挙げた新郎新婦が、馬車で標高が約50メートル高い公園中央の五重塔まであがり、記念写真に納まった。コロナ禍で参列したのは両家親族の10人。本来なら参列するはずだった友人に写真を届けて笑ってもらおうと考えた。

 この新郎新婦は富士河口湖町の会社員、齊藤寛哉さん(26)と大石真菜さん(26)。式を挙げた新倉富士浅間神社の宮司が、馬方の羽田信(まこと)さん(38)を引き合わせた。

 羽田さんは地元のペレットストーブ販売会社ナックスに所属。「馬との触れあいを日常風景にする」を目標に、馬6頭を管理している。観光案内やホースセラピー、弁当配達などに馬を活用している。

 羽織はかまで馬車に揺られた新郎は「行き交う人に祝福されてうれしかった」。白無垢(むく)姿の新婦は「小さい馬なのに速かった。思い出に残る式になりました」。(河合博司)