赤木さん妻の手紙、首相「読みました」 改ざん再調査の有無に答えず

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 学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、改ざんに関与させられ自死した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当54)の妻・雅子さんが、岸田文雄首相に再調査を求める手紙を首相官邸宛てに送った。首相は8日、手紙を受け取り読んだことを記者団に明かしたが、再調査の有無については答えなかった。

 雅子さんは6日に、首相に対し、「夫が正しいことをしたこと、それに対して財務省がどのような対応をしたのか調査してください」などと求める手紙を郵送した。

 首相は8日夜、官邸で記者団の取材に応じた際、手紙について問われ「届いております。読みました」と述べた。雅子さんが希望した場合、面会するかなどを重ねてただされたが、首相は「民事訴訟のプロセスの中にある。このプロセスの中で、裁判所の訴訟指揮のもとに財務省として丁寧に対応するということについて、私からも財務省にしっかりと指示を出した」などと繰り返した。