「ソ連の残滓」「裁判長は大佐」 平和賞のムラトフ氏が語ったロシア

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編集委員・副島英樹
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 ロシアのプーチン政権を厳しく批判してきた「ノーバヤ・ガゼータ」編集長のドミトリー・ムラトフさん(59)が、ノーベル平和賞を受賞することになった。

 記者は3度、モスクワで彼に会ったことがある。どのような人なのか。

 今月末で60歳になるムラトフさんは、私より一つだけ年上だ。厳しいロシアの言論状況の中で政権批判をひるまぬ姿に、同世代のジャーナリストとして常に尊敬の念を抱いてきた。「怖くないのか」と。自分の名刺入れに彼の名刺を入れて持ち歩いている。

 彼にはモスクワで3度インタ…

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