芸備線の利用促進策を提案 自治体やJR西 紅葉シーズンに臨時列車

松田史朗
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 広島・岡山両県を結ぶJR芸備線の利用減の課題を洗い出すための利用促進検討会議の第2回会合が8日、広島市内で開かれた。沿線自治体やJR西日本などがそれぞれ利用促進策を提案し、意見交換した。

 8月に岡山市であった初会合ではJR西側が「新見から庄原にかけての地域で利用者数が少ない」と指摘したのに対し、自治体側は運行本数の少なさや乗り継ぎの不便さといった問題点を挙げた。JR西はこの日、秋の紅葉シーズンに向けた臨時列車を運行するほか、列車の乗り継ぎを良くするため、土日祝日の三次~備後落合間を増便することなどを発表した。

 自治体の利用促進策では、広島県庄原市が旅行ツアーへの助成する方針。岡山県新見市は、岡山県やJR西岡山支社と共同で沿線駅への乗り合いタクシーの導入や市営バスの増便などを提案。広島県鉄道ファン向けのイベントなどを行う予定とした。

 JR西日本広島支社の宮本晃副支社長は「地域ニーズを一番知っているのは沿線自治体。これからも提案頂きたい」と話した。次回の検討会は来年1月、庄原市で開かれる予定。(松田史朗)