同僚は相次ぎ殺害、平和賞の編集長「私の身の安全1カ月後に聞いて」

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モスクワ=石橋亮介、喜田尚
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 この国で少数者を守るのはメディアだけ――。今年のノーベル平和賞受賞が決まったロシアの独立系リベラル紙「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長(59)は8日、自由な報道の重要さを強調した。

 波紋を抑えたいプーチン政権は表向き受賞を祝福。ただ政界には授与に反発する声も広がる。この日もメディア3社とジャーナリスト9人が新たに政府の規制対象に加えられた。

 「まず言わせて。この賞は彼らのものだ。アンナ・ポリトコフスカヤ、ユーリー・シチェコチヒン……」

 8日夕、「ノーバヤ」紙が入るモスクワ中心部の建物の前で、テレビカメラや大勢の記者に囲まれたムラトフ氏は真っ先にプーチン政権下で殺害された6人の同僚たちの名をあげた。

 ポリトコフスカヤ記者はロシ…

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