地元沖縄で玉城知事と初会談した西銘沖縄担当相 基地問題に言及せず

国吉美香
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 沖縄・北方担当相兼復興相として初入閣した西銘恒三郎衆院議員(沖縄4区)が9日、地元沖縄県を訪れ、玉城デニー知事と県庁で会談した。玉城氏は、来春に期限切れを迎える沖縄振興特別措置法に代わる新法について「期間を10年」とすることや、来年度の概算要求で10年ぶりに3千億円を下回った沖縄振興予算の3千億円台の維持を要請。西銘氏は「重く受け止めたい」と応じた。

 約20分の会談は公開。玉城氏はこのほか、米軍普天間飛行場宜野湾市)の名護市辺野古移設の断念や、基地負担の割合(面積)を「当面50%以下をめざす」とする数値目標の設定など13項目の要望書を手渡した。

 玉城氏は西銘氏に「沖縄出身で大変心強く感じている」と祝辞を述べ、辺野古移設については「問題の解決に向けて、早期に国と沖縄県の協議の場を設けて頂きたい」と求めた。西銘氏は、基地問題には言及せず「所管外のこともあるが、沖縄振興担当の大臣として重く受け止めたい。ウチナーンチュ(沖縄の人)ですから全力でがんばります」と語った。(国吉美香)