日本ハムの新本拠地に農業学習施設 北大やクボタと連携協定

志田修二
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 北海道北広島市北海道日本ハムファイターズの新本拠地となる「北海道ボールパークFビレッジ(BP)」。そこに新たな農業学習施設が作られることになった。BPを運営するファイターズスポーツ&エンターテイメントと北海道大学、農業機械メーカーのクボタが9日、建設に向けて連携協定を締結。新球場が開業する2023年3月の設置を目指す。

 農業学習施設は、新球場の南側に建設される。2階建てで延べ床面積約2400平方メートル。北大やクボタが取り組むスマート農業など最先端の農業技術を紹介する展示エリアや、ロボットやAIを活用した植物工場エリア、親子で収穫体験などができる露地栽培エリアなどが設けられる。想定事業費は十数億円。22年春に着工し、同年末に完成予定という。

 BP構想で球団は、農業を含めた持続可能な街づくりを掲げる。未来の農業のあり方についてBPを起点に発信していこうという球団側の働きかけで3者の連携が実現した。農園や農業体験ができるBPは国内初で、「世界にまだ見ぬ施設となる」(川村浩二・球団社長)としている。

 会見で川村社長は「農園を活用したふれいあいの創出などを行いながら、ここに集う人たちが農業への興味や感謝を感じる場となり、農業の未来を支える象徴的な取り組みになればと期待している」と述べた。(志田修二)