野党共闘進まぬ「民主王国」 業を煮やす共産、擁立会見寸前まで

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小林圭、松山紫乃
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 「政権を我々に預けていただくしかない」。3日の昼下がり、愛知県一宮市の駅前に姿をみせた立憲民主党枝野幸男代表が、熱く政権交代を訴えた。

 一方で、一言も触れなかったのが「野党共闘」だ。

 ここ一宮市を含む愛知10区は、自民党現職に立憲や共産党などの5人が挑む準備を進める。県内15選挙区のうち四つで立憲と共産の立候補予定者は競合する見通しだ。

 野党共闘を問う記者団に、枝野氏は「幹事長らが調整を進めている。直接コメントしない」「全員当選をめざすとしか言わない」と言葉を濁しつつ、この日四つのうち三つを回った。

 「立憲は選挙区を譲るつもりがないという、うちへの当てつけだ」と共産県委員会幹部は受け取る。

 前回2017年の衆院選は旧…

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2021衆院選

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