「下がるな」球審は息子を足で止めた ロッテ3位広畑敦也を育てた父

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大坂尚子
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 11日のプロ野球ドラフト会議三菱自動車倉敷オーシャンズの広畑敦也投手(23)がロッテから3位で指名を受けた。

 フルタイムで働きながら、社会人野球でプレーして2年目。最速154キロを計測するなど、右腕は一気に才能を開花させた。

 「父が野球をやってくれていて良かった。父がいなかったら野球はしていないと思う。存在は大きいですね」

 自ら考え、工夫しながら成長してきた。その裏には少年期の父の厳しい教えがあった。

 「自分で考える力を身につけて欲しい」

 香川に住んでいた小学生時代、広畑は捕手だった。ある練習試合で父・佳臣(よしとみ)さん(48)が球審を務めた。

 投手は1学年上の左腕・塹江(ほりえ)敦哉(現広島カープ)。球は当時からめっぽう速かったが、制球は荒れた。

 怖がり、ミットを構えながら…

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