運命のドラフト、本日夕方開催 苦戦が続いているのはあの球団

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 プロ野球の新人選択ドラフト)会議が11日午後5時ごろから、東京都内で行われる。ドラフトと言えば、1位指名選手が重なった時に行われる、くじ引きだ。過去の結果を見ると、幸運を引き寄せているのはロッテ。ただ、今年は長年、当たりを引けていない巨人が“打開策”に打ってでる。

 高校、大学・社会人の区別なく選手を指名する現行制度になった2008年以降、「くじ勝率」はロッテが1位。昨年のドラフトが終わった時点で通算10勝5敗(勝率6割6分7厘)となった。最下位のオリックスは通算1勝10敗(同0割9分1厘)。昨年、強打者の佐藤輝明(近大)に入札したが、当たりくじを引くことはできず、投手の山下舜平大(福岡大大濠高)を外れ1位で単独指名した。

 そのオリックスに次いで苦戦しているのが巨人。セ・リーグ最低の勝率1割5分4厘(2勝11敗)と沈んでいる。昨年は佐藤輝を外し、平内龍太(亜大)を単独で指名した。これでくじ引き10連敗。ペナントレースで17年を最後に2桁連敗を喫したことがないのに、ことくじ引きでは負けが続いている。

 19年に原辰徳監督が復帰して以降、くじ引きは監督に託してきたが、実は監督自身、通算1勝11敗。そこで、今年は今村司・球団社長に託すことになった。

 「ちょっと、雰囲気を変えようと」。そう話した原監督は「自分が引く運は持っていないが、待つ方は、僕はくじ運を持っている。『ぜひ、社長、お願いします』と。全員一致で決まった」と笑った。

 指名された選手にとっても、球団の未来にとっても、運命を左右するくじ。今年は、果たしてどんなドラマが待っているだろうか。

2008~20年のドラフト1位のくじ結果

①ロッテ 10勝5敗(勝率.667)

②中日 6勝4敗(勝率.600)

③西武 4勝4敗(勝率.500)

④楽天 7勝9敗(勝率.438)

⑤広島 3勝6敗(勝率.3333)

日本ハム 5勝10敗(勝率.333)

⑦DeNA 4勝9敗(勝率.308)

⑧阪神 5勝13敗(勝率.278)

⑨ヤクルト 4勝13敗(勝率.235)

⑩ソフトバンク 3勝11敗(勝率.214)

⑪巨人 2勝11敗(勝率.154)

オリックス 1勝10敗(勝率.091)