「北の国から」名シーンの裏話、倉本さんら語る 新たなドラマ構想も

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井上潜
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 北海道富良野市を舞台にしたTVドラマ「北の国から」。国民的人気を博したドラマの初放映から40周年を迎えた9日、富良野市で脚本家倉本聰さんを囲んだトークショーが開かれた。蛍を演じた中嶋朋子さん、テーマソングを歌ったさだまさしさん、ドラマの大ファンで、ふらの観光大使を務めるお笑い芸人の蛍原徹さんらがファンの前でドラマへの思いを語り合った。倉本さんはトークショーの後に記者団の取材に応じ、コロナ禍の中、新たな「北の国から」の構想を練っていたことも明かした。

 父親の黒板五郎を演じ、3月に亡くなった田中邦衛さんの追悼も兼ねたトークショー。応募が殺到したため、富良野演劇工場と富良野文化会館の2会場を中継でつないで行われた。

 コロナ禍で座席の間隔を開けるなどの対策を取った上で、倉本さんは2会場を回ってファンらと交流。演劇工場には約200人、文化会館には約450人のファンがつめかけた。

 トークショーでは、出演者がドラマの人気シーンや撮影の苦労話に花を咲かせた。

 圧倒的人気を誇る「87初恋」の「泥の付いた1万円札」のシーン。吉岡秀隆さんが演じた純が東京行きを決意し、トラックに乗せてもらう場面で、純を東京に送り届けるトラック運転手に五郎が渡した封筒には、五郎が苦労して稼いだ1万円札が入っていた。倉本さんは「僕の最初の脚本では、泥の付いた1万円札を見て吉岡(純を演じた吉岡秀隆さん)が泣く設定だった」と種明かしした。

 同じく人気を集める「84夏…

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