大分の陸自湯布院駐屯地で火災 漏電の可能性なく原因調査中

中沢絢乃、倉富竜太
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 大分県由布市湯布院町川上の陸上自衛隊湯布院駐屯地付近で9日午後7時10分ごろ、「火災が起きている」と通行人から119番通報があった。由布市消防本部によると、駐屯地内の木造平屋の倉庫2棟が全焼。1棟の一部と倉庫横にとめてあった車両1台も燃え、午後10時10分ごろに鎮火した。陸自警務隊と消防が出火原因を調べるため、10日に実況見分をした。

 同駐屯地広報室によると、倉庫内にはカムフラージュ(擬装)用の網など演習用の資材が置いてあり、弾薬などの危険物はなかった。また、倉庫内に電気が通っていないため、漏電の可能性はないという。

 駐屯地関係者は「外部から侵入できないよう、しっかりと警備をしている」と話した。燃えた車両は判明しているが、広報室は「車両の種類については、防衛上の観点から回答は差し控える」とした。

 近くに住む主婦(32)は「ここ(駐屯地)は何かあった時に私たちを助けてくれるはずの場所なのに、あんな激しい火事が起きるなんて。一体何があったのかと不安です」と話した。(中沢絢乃、倉富竜太)