ロシアでプロペラ機が着陸失敗、16人死亡 パラシュートの愛好家ら

モスクワ=喜田尚
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 ロシア西部タタールスタン共和国のメンゼリンスク近郊で10日、双発のプロペラ機L410が着陸に失敗し、ロシア保健省によると乗っていた16人が死亡、6人が重傷を負って病院に運ばれた。

 緊急事態省によると、同機に搭乗していたのは軍関係の地元スポーツクラブの乗員2人とパラシュート愛好家ら。ミンニハノフ共和国大統領によると、事故機の操縦士は離陸後高さ70メートルほどに達したときに左エンジンが故障したとして緊急着陸を要請したという。着陸時に機体は中ほどで二つに折れ、救急隊が中に閉じ込められた重傷者を救助した。

 同機は旧チェコスロバキアで開発された元軍用機で、ノーボスチ通信によると、ロシア軍でパラシュート降下部隊などが使用した。2014年に国防省からクラブに譲渡されたという。定員は19人で、事故時は過積載だったとの見方もある。(モスクワ=喜田尚)