イラク総選挙の投票開始 「イランとの距離感」 有権者の投票判断に

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バグダッド=伊藤喜之
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 イラク国民議会選挙(総選挙、定数329)の投票が10日、始まった。駐留米軍が年内に戦闘部隊の撤退へと動くなか、新たな国造りの方向性を決める岐路になる。有権者は、各政党と隣国イランとの距離感を一つの尺度にして投票先を選んだようだ。

 バグダッド市内のカラダ地区の投票所には午前中から多くの市民らが訪れた。

 現在、最大議席を有するのは、イスラム教シーア派で反米強硬派だがイランとは距離を置くサドル師の政党連合「サーイルーン」。これに対し、親イラン系シーア派武装組織「人民動員隊(PMF)」を母体とし、アミリ元運輸相が率いる「ファタハ連合」も第1党の座をうかがう。

 ただ、サーイルーンが議席数…

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