宝塚の名作「川霧の橋」31年ぶり再演 月組新トップコンビ初々しく

有料会員記事宝塚歌劇団

河合真美江
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「川霧の橋」で幸次郎を演じる月城かなと(右)とお光を演じる海乃美月=山本壮一郎撮影
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 待ってました! 宝塚歌劇団の日本物の名作が10月11日、31年ぶりに帰ってきた。福岡・博多座で幕を開けた「川霧の橋」。新トップコンビの月城(つきしろ)かなと、海乃(うみの)美月(みつき)を迎えた月組が期待にこたえ、滋味あふれる芝居を見せている。

 大火事の炎にごうごうと包まれる幕開けから、大太鼓の迫力の連打、にぎにぎしいお祭りと続けば、またたく間に江戸・隅田川の世界に引きこまれる。

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「ドンドコドンドン」。博多座に祭りばやしが響き渡る。月城かなと(中央)=山本壮一郎撮影

 大工の若棟梁(とうりょう)の幸次郎と幼なじみのお光(みつ)の愛の行方を軸に、職人や芸妓(げいぎ)らが助け合って生きる姿を描く。人はひとりでは生きていけない。そんな思いがひたひたとしみてくる。

 宝塚を代表する演出家、柴田…

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