99歳祖母「死んだら気楽に開けて」 遺品の茶封筒、中身に笑い泣き

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若松真平
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 きよきよさんの祖母が亡くなったのは2017年9月。

 4カ月前に数え年で100歳になったお祝いをしたばかりだった。

 心臓が悪くて何度か入院したこともあったが、そのたびに復活。

 朝起きてこなかったので叔母が声をかけにいったら、眠ったまま逝っていたそうだ。

 生前、ドナーカードを持ち歩いて臓器提供の意思表示をしていた時期があった。

 家族からは「まだ誰かに寄生して生きていたいんかい」と突っ込まれ、「命のリサイクルと言え」と返していた。

 この時、臓器提供者には年齢制限があることを知らなかったようだ。

 もちろん、祖母の臓器が提供されることはなかった。

枕元の茶封筒

 70歳を過ぎたころから、祖母は「茶封筒」の存在を周囲に話していた。

 いつも枕元の台の上に置いてあり、遺言が書かれているのだという。

 「遺産関係ではないから、その時は気楽に開けてよ」

 そう言いながら、何年かに一度のペースで中身を書き換えていたらしい。

 99歳で旅立った後、子どもや孫が集まって開けることになった。

 封筒の中から出てきたのは…

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