あのドラフトから26年 球界最年長、福留孝介の境地は「もっと…」
堀川貴弘
あれから26年の年月がたった。
1995年11月22日。東京・新高輪プリンスホテルで開かれたドラフト会議で、大阪・PL学園3年の福留孝介は7球団から1位指名を受けた。今でも高校生としては、2017年の清宮幸太郎(東京・早稲田実)と並ぶ最多1位指名だ。
当時監督だった巨人・長嶋茂雄、中日・星野仙一、ヤクルト・野村克也、オリックス・仰木彬らそうそうたる面々が抽選に臨む中、最初にくじを引いた近鉄の佐々木恭介監督が交渉権を獲得した。「よっしゃー」と歓喜の雄たけびが会場に響いた。
このストーリーはここでめでたし、と終わらなかったのはご存じだろう。
ドラフト前から福留は、希望…
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