【動画で解説】落選でも「復活」? いまさら聞けない衆院選の仕組み

【動画】30秒でわかる!いまさら聞けない衆院選の仕組み
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衆院選が始まるきっかけは

 衆議院議員の任期は4年ですが、たいていは途中で時の内閣総理大臣(首相)が衆院を解散し、任期を迎える前に選び直されます。衆院議員の任期満了(10月21日)の後に衆院選が行われるのは、現行憲法のもとでは初めてです。

 解散には、二つのパターンがあります。

 一つ目は、国会と内閣の意見が対立し、衆院で内閣不信任決議案が可決されたり、内閣信任決議案が否決されたりしたとき。内閣は総辞職しない限り、10日以内に解散しなければならないことになっています。

 もう一つは、首相の判断による解散です。これが最も多い衆院選のパターンです。

 いずれの場合も、解散から40日以内に、465人の衆院議員をいっせいに選ぶ「総選挙」が行われます。

小選挙区」と「比例代表」を説明します

 衆院選では、「小選挙区比例代表並立制」が採用されています。同じ日の選挙で、「小選挙区」と「比例代表」という2種類の選び方がある、ということです。つまり、有権者も、2回投票することになっています。

 小選挙区で289人、比例代表で176人が選ばれます。

 投票は18歳からできますが、立候補できるのは25歳以上と定められています。

小選挙区って?

 小選挙区は人を選ぶ選挙です。全国を289の選挙区に分けて、それぞれ1人ずつ当選します。

 選挙区は、都道府県の中で、さらに人口に応じていくつかに分けられています。一票の重みに差が出ないよう、選挙区の区割りの仕方は10年に1度、見直すことになっています。

 自分の住民票がある選挙区以外の候補者を選ぶことはできません。

比例代表って?

 比例代表では、有権者は政党を選びます。

 東北、東海、九州といった具合に全国を11ブロックに分け、何人が当選できるかはブロックごとに決まっています。これも人口に応じて、ブロックごとに6~28人と幅があります。

 比例代表で選ばれるのは176人で、得票に応じてそれぞれの政党に議席が割り振られます。政党は事前に誰を優先的に当選させるかの名簿を届け出ていて、上から順番に衆院議員になっていきます。

両方立候補できるから…

 候補者は小選挙区と比例代表、両方に立候補することができます。重複立候補した人たちは小選挙区で負けても、比例代表で復活当選できることがあります。