米タリバン、撤退後初の対面協議 人道支援の方策など調整か

有料会員記事アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知、ワシントン=高野遼
[PR]

 アフガニスタンで権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンと米国が9、10の両日、中東カタールで直接協議を開いた。タリバン暫定政権の承認をめぐる隔たりは大きいが、人道危機を防ぐための国際支援の方策などについて議論した模様だ。

 高官級が対面で協議するのは、8月末にアフガン駐留米軍が撤退してから初めて。タリバンの11日付の声明によると、タリバン暫定政権で外相を務めるムタキ幹部らは、米国に制裁の解除を求め、市民に支援物資を届けるために慈善団体と協力する意思を伝えたという。

 財政難や食料不足に悩むタリバンとしては、国際支援を取り付けて人道危機を回避し、統治の正当性を高めたい考えとみられる。

 一方、米国には支援物資がタ…

この記事は有料会員記事です。残り246文字有料会員になると続きをお読みいただけます。