ケンケンで内野安打の身体能力 中日1位・ブライト健太、遅咲き開花

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編集委員・安藤嘉浩
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(11日、プロ野球ドラフト会議)

 中学までは軟式でプレーし、高校は都立葛飾野高校でのびのびと過ごした。その才能が開花したのは上武大4年になった今年に入ってからだ。プロ野球ドラフト会議で中日から1位指名を受けたブライト健太選手(22)は「自分は身体能力に頼ってここまで来た。今の実力ではまだ活躍できないと自覚している。浮足立つことなく、地に足をつけて一日一日を過ごしていきたい」と語った。

 ガーナ人の父と日本人の母を持ち、東京都足立区で育った。葛飾野高では通算38本塁打を放ったが、目立った選手ではなかった。

 3年時に同校に転任して監督として指導した海洲安希央教諭(45)は「とにかく野球が大好き。教室では目立たないが、グラウンドでは誰もが注目するような選手だった」と懐かしむ。

 忘れられないのは3年春の春季都大会。海洲監督にとっては就任直後の公式戦だった。相手は強豪の日大三。ところが、ブライトは前々日の練習で右足首をひねり、松葉杖をつきながら神宮第2球場のベンチに入った。

 1―14で六回コールド負け…

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