五輪出場、レスリング乙黒兄弟が母校で交流

永沼仁
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 【山梨】東京五輪レスリング男子フリースタイル65キロ級で金メダルを獲得した笛吹市出身の乙黒拓斗選手(22)と、74キロ級に出場した兄の圭祐選手(24)が11日、母校の市立石和南小を訪れ、5、6年生76人に大会の様子を報告した。拓斗選手の金メダルに触れた子どもたちは目を輝かせていた。

 2人にとっては、6月の壮行会に続く訪問。五輪を経験したことについて、拓斗選手は「本当に得たいものがある時、自分の時間を犠牲にする覚悟がいる。大人になったら思い出して」と話し、圭祐選手は「いろいろな人から支えられている。感謝の気持ちを持ちながら日々を大切にして」と語りかけた。

 子どもたちからは、小学校時代の思い出や好きな給食のメニュー、苦手な教科や趣味について質問があり、縄跳び競争やジャンケン大会の企画も。帰り際、拓斗選手が金メダルを一人ひとりに触らせると、歓喜の表情が広がった。

 拓斗選手は「子どもたちに金メダルの重さを感じてほしかった。楽しい時間が過ごせました」と話していた。(永沼仁)