三島南・前田銀治選手を楽天が指名 地元を背負ってプレーしたい

魚住あかり
[PR]

 プロ野球ドラフト会議が11日にあり、三島南高校の前田銀治選手が楽天イーグルスから3位指名を受けた。「球界を代表するホームランバッターになりたい」と意気込みを語った。

 三島市の同校で、稲木恵介監督(42)とテレビ中継を見守った。午後6時15分ごろ、名前が呼ばれると、驚いた様子で立ち上がり監督と抱き合った。

 投げて、打って、守る。すべての場面で活躍できるマルチプレーヤーだ。21世紀枠で今春の選抜大会に出場。50メートル6秒の俊足を生かし、広い守備範囲でチームを支え、鋭いスイングで三塁打を放った。投手としてマウンドにも上がり、最速143キロの速球を見せた。

 夏の静岡大会では四回戦で惜敗。「この悔しさを糧に強くなって、プロに挑みたい」と涙を流した。

 走り込みやスイングを積み重ね、つかみ取った3位指名。「野球を楽しみながら、ひたむきに練習に取り組む姿勢が評価されたのでは」と稲木監督は話す。

 同校からプロ野球選手となれば1964~65年に中日でプレーした山口春光選手以来、2人目。仲間に胴上げされて満面の笑みを浮かべ、最後は「自分は三島出身で、三島育ち。地元を背負ってプレーをしたい」と抱負を述べた。(魚住あかり)