日本ハム5位指名の中京大中京・畔柳「指名漏れも覚悟した」

仲川明里、松永佳伸、上山浩也、土井良典、板倉吉延
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 11日にあったプロ野球新人選択ドラフト)会議で、東海地方からも多くの選手たちが指名された。

 広島から4位指名された愛工大名電高の田村俊介選手(18)は名古屋市内の同校で指名を待った。名前が読み上げられると、ホッとした表情。高校では投打の「二刀流」で活躍したが、外野手での指名に「広島には小園選手ら(高卒で)即戦力で活躍している選手がたくさんいる。自分もその人たちに少しでも追いつきたい。新人王を狙いたい」と抱負を語った。広島の印象については「ファンと選手が一丸となって戦っている印象」と話した。

 岐阜第一高の阪口楽(うた)選手(18)は日本ハムから4位指名された瞬間、背筋を伸ばした。「今まで味わったことのない感覚で、指名されて本当によかった。スタートラインに立てたのでこれからが勝負です」

 阪口選手も高校では投打の「二刀流」で活躍。通算27本塁打を放ち、投げては最速143キロの右腕は、プロでは野手で勝負する。「広角に長打が打てるのが持ち味。ヤクルトの村上選手のような球界を代表する打者になり、侍ジャパンに選ばれるような選手になりたい」と力強く語った。

 日本ハム5位指名の中京大中京高(愛知)の畔柳亨丞(くろやなぎきょうすけ)投手(18)は「指名漏れも覚悟した。野球部のみんなが『絶対にかかるから』と何度も言ってくれたので、信じて待っていました」とホッとした表情。最速152キロ右腕。同校からは昨年の高橋宏斗投手(中日)や中山礼都選手(巨人)に続いて2年連続の指名で、「同じ舞台に立てたので戦えたら勝ちたい。世代を代表する投手になりたい」と話した。

 最速153キロ右腕の享栄高(愛知)の竹山日向(ひゅうが)投手(17)はヤクルトから5位指名を受けた。「(高校での実績は少ないので)不安だったけど、すごく安心した。(セ・リーグ)首位のチームに指名されてうれしい。いずれは自分もチームを優勝に導ける投手になりたい」と喜んだ。

 「目標はヤクルトの奥川恭伸投手。持ち味は真っすぐで押す投球。球界を代表する投手になってメジャーに行きたい」と話した。

 広島から7位指名を受けた県岐阜商高の高木翔斗捕手(18)。指名の瞬間、部員らから大きな歓声が湧き起こった。目を赤くしながら「大きな夢のスタートラインに立てた。ここから頑張っていこうという気持ちになった」と喜び、「日本を代表するような、打てるキャッチャーを目指したい」と抱負を語った。

 社会人では、トヨタ自動車の中村健人外野手(24)が広島から3位指名を受けた。「名前を呼ばれて素直にうれしかった。これから色んな人に恩返ししていきたい」と笑顔を見せた。

 広島について「野手、投手ともに、若い選手がどんどん出てきている」イメージがあるといい、「早く一員となり、ファンに愛される選手になりたい」と意気込んだ。

 ほかにも、愛知大の安田悠馬捕手(21)が楽天2位、豊橋中央高(愛知)の星野真生内野手(17)は中日5位、ホンダ鈴鹿の松本竜也投手(22)が広島から5位でそれぞれ指名された。(仲川明里、松永佳伸、上山浩也、土井良典、板倉吉延)