米コミック誌の英雄「スーパーマン」の息子が、バイセクシュアルであることをカミングアウトすると、出版元が11日、発表した。作家のトム・テイラー氏は「より多くの人が、最もパワフルなスーパーヒーローの中に自らを見いだすことができる」と期待を語る。
スーパーマンは1938年の米誌で初めて登場。80年以上にわたり、世代を超えて読者に愛されてきた。ふだんは仮の姿であるクラーク・ケントとして生活する。息子のジョンも最近、新たにスーパーマンとして活躍し始めた。
出版社「DCコミックス」によると、ジョンは11月に発売される最新号で友人の新聞記者、ジェイ・ナカムラと恋愛関係になる。「スーパーマンができるだけ多くの人を救おうと努力し、精神的にも肉体的にも燃え尽きる場面の後で、ジェイは鋼の男(スーパーマンの別称)を介抱する」という。
テイラー氏は発表文で、「誰…
- 【視点】
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