メタン削減目標、日本など24カ国が新たに参加 2030年に3割減

ワシントン=合田禄
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 温室効果ガスであるメタンについて、米国務省は11日、日本など24カ国が、世界的な排出量を2030年までに20年比で少なくとも30%削減する取り組みに加わると発表した。米国と欧州連合(EU)が主導してできた削減目標で、各国に参加を呼びかけていた。

 メタンの削減目標は、米国が9月に開催した気候変動対策に関する主要経済国フォーラムで、EUと、米国や英国など8カ国が参加することを表明していた。新たに加わるのは、日本やドイツフランスフィリピン、ミクロネシア連邦など。メタンの排出量の上位20カ国のうち、9カ国が削減目標に参加し、現在の世界のメタン排出量30%を占めることになるという。

 また、この削減目標を達成するため、米コンピューター大手ヒューレット・パッカードの共同設立者がてがけるウィリアムアンドフローラヒューレット財団は11日、20以上の団体が計2億2300万ドル(約250億円)の資金を提供することを明らかにした。

 メタンの温室効果は、二酸化炭素(CO2)の20倍以上で、産業革命前から世界の平均気温が1度上昇した原因の約半分を占めている。(ワシントン=合田禄)