大津いじめ事件から10年、再発防止どこまで 教育長に聞いた

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菱山出 安藤仙一朗
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 2011年、いじめを受けていた大津市立中学校2年の男子生徒(当時13)が自殺し、いじめ防止が社会の大きな課題となった。男子生徒が亡くなってから11日で10年。両親が元同級生らに損害賠償を求めた訴訟では、いじめ行為と自殺の因果関係が認められた。いじめをどのように受け止め、再発防止の取り組みはどこまで進んでいるのか。大津市教育委員会の島崎輝久教育長(61)に聞いた。(菱山出)

 ――10年前、一報を聞いたときのことを覚えていますか。

 瀬田中学校の教頭でした。鮮明に覚えています。昼休みに教育委員会からメールが来ました。子どもが命を絶つ。事情はどうあれ、大変なことになったと思いました。

 ――学校、教委の対応に問題があったとの指摘があります。

 当時は想定外でノウハウを持…

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