「ちかん」に注意、実は護岸の汚れです

山崎輝史
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 「ちかん」や「つきまとい」に注意するよう促すメッセージが、愛知県警常滑署近くの護岸に浮かび上がっている。実は、文字や絵の部分は護岸に残った黒い「汚れ」だ。

 名鉄常滑駅付近には、中部空港で働く女性も多く住んでいる。8、9月、帰宅途中の女性に対して下半身を露出したり、つきまとったりする事案が立て続けに起きた。イヤホンや携帯電話を使いながら歩いていて被害に遭った女性もいたという。

 注意を促すメッセージを届けられないか――。署はペンキでメッセージを書くことも検討したが、「落書きを誘発しないか」と思いとどまった。そこで「清掃活動の一環」として、高圧洗浄機で護岸の汚れを落とし、メッセージを浮かび上がらせることにした。

 中川元宏生活安全課長は「見慣れたポスターよりも見たことない手法で注意を引きたい」と話している。(山崎輝史)