トヨタと産総研、脱炭素技術を共同研究 車載用太陽光発電や水素

近藤郷平
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 トヨタ自動車は12日、脱炭素社会に向けて、国立研究開発法人「産業技術総合研究所」や豊田中央研究所と、先端技術の共同研究の検討を始めたと発表した。電動車に載せる太陽光発電システムや、エネルギー源として注目される水素を使いやすくするための技術の開発などを想定している。

 3者は、低コストで発電効率が良い車載用太陽光発電システムの研究、開発をめざす。水素に関しては、使いやすくするために必要な基本技術の開発も進める。燃料としての水素は二酸化炭素(CO2)を出さないが、製造や運搬でコスト面などの課題がある。

 エネルギー政策や新技術の開発状況など、自動車業界以外の動きも幅広く分析し、2050年の脱炭素社会を実現するためのシナリオも検討する。

 トヨタは「新たなパートナーとの連携も検討し、共同研究の成果が社会で実装され、普及することを目指していく」としている。(近藤郷平)