温暖化対策に市民の声の反映を 気象科学者の江守正多さん

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聞き手・中山由美
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気象科学者・江守正多さん

 気候変動問題は政策の場でもよく話題にのぼり、誰もが「大事だ」とわかっているテーマです。

 今年8月に公表された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新の報告書は、「人間の活動のせいで、地球が温暖化しているのは疑いの余地がない」とかつてない強い表現で世界へ警鐘を鳴らしました。私はその報告書に執筆者の一人として参加しましたが、日本の政治家の多くには、差し迫った課題だと受け止められていない印象を持っています。

 一方で、「学校ストライキ」で気候変動の危機を世界に訴えたスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんのような、「気候正義」を掲げる若者が日本にもいます。先進国が大量に排出する二酸化炭素で温暖化が進み、途上国の人々が犠牲になるのは耐えられない、気候変動を止めたい、との思いからです。

衆院選が19日に公示される。前回選挙から4年、私たちの暮らしは、社会は何が変わり、何が変わっていないのか。それぞれの立場から発信を続ける人たちに、政治や選挙への思いを聞く。

 そういった若い世代の声を…

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