遅咲き選手に共通する要素とは Jに卒業生35人、福岡大監督に聞く

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乾真寛(福岡大監督)のサッカーウォッチ

 福岡大学サッカー部出身のJリーガーは今季、J1からJ3までで計35人に達する。地方にありながら、プロの世界で生きながらえる選手を継続して送り出せるのはなぜか。活躍する教え子たちの共通点は。乾真寛監督に聞いた。

 Jリーグに身を置く福岡大OBの姿が、プロ入り後もたくましく成長する可能性の大きさを示してくれている。今季ならば、初のJ1で9得点のFW山下敬大(けいた)(サガン鳥栖)だ。

 大学時代は度重なるケガに苦しみ、J入りもテスト生入団から。レノファ山口、ジェフ千葉とJ2の3年間で力をつけた。最前線からのタフな守備を評価され、出場機会を増やした。徐々に持ち前のゴール前での柔らかさを発揮し、ようやく花開いた。

 J3参入初年度の今年、快進撃のテゲバジャーロ宮崎で最前線を務めるFW梅田魁人(かいと)はより顕著な例だ。福岡大時代から力強さと高さはあれど、足元がつたないとか、判断の精度が低いとの評価でJクラブと契約できなかった。昨年、JFLだった宮崎に入り新人王となった。試合経験を積んで視野は広がり、力みが抜けてミスが減った。自信を得て、着実に良さを出せるようになった。

 遅咲きと言われがちな大学生…

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