W杯最終予選 日本がオーストラリアに終盤に競り勝つ、2勝2敗に

[PR]

 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は12日、各地で第4戦があり、B組の日本(世界ランキング26位)はオーストラリア(同32位)と埼玉スタジアムで対戦し、2―1で勝利した。前半8分、MF田中碧が先取点、後半25分にFKで追いつかれたものの、41分に相手のオウンゴールで勝ち越した。

 7大会連続の本大会出場を狙う日本は2勝2敗で勝ち点6。次戦は11月11日、敵地でベトナム(同95位)と対戦する。最終予選は12チームが2組に分かれ、各組上位2位までがW杯出場権を得る。3位同士の勝者が大陸間プレーオフに回る。

 サウジアラビア戦の敗戦から5日。日本はMF田中碧、守田英正、伊東純也を新たに先発で起用した。田中、守田、遠藤航を中盤に並べる新たなシステムでオーストラリア戦に臨んだ。

 先取点は日本だった。前半8分、MF南野拓実の左からのパスをペナルティーエリア右で受けた田中が右足でシュート。冷静にゴール左隅に沈めた。東京五輪代表の23歳が大一番での抜擢(ばってき)に応えた。

 日本は35分にも好機を迎えた。遠藤が中盤でボールを奪い、カウンター。FW大迫勇也がゴール前までドリブルで運んだが、シュートはわずかに左に外れた。

 41分にはピンチがあった。オーストラリアのパス交換に崩され、FWタガートがシュート。GK権田修一が触り、ポストに救われた。

 主導権を握った日本は1―0でリードして、前半を折り返したが、後半はオーストラリアに攻め込まれる。

 25分、ペナルティーエリア外のFKからフルスティッチの強烈な左足のキックで同点に追いつかれた。

 勝たなければいけない日本は31分、伊東のシュートから連続してチャンスを迎えるも相手の体を張った守備に防がれる。

 迎えた41分、DF吉田麻也のロングパスを受けた途中出場のFW浅野拓磨が左サイドからシュート。右ポストに当たってこぼれたボールが相手選手に当たり、ゴールに吸い込まれた。

 日本は残りの時間を守りきり、勝ち点3を手にした。

 森保一監督は「これまで思うような結果が出ず、難しい戦いだった。W杯の出場権を得るために選手たちは気持ちを切らさずに準備し、自分たちが持っているものを出してくれて、結果につながった」と語った。