「新海誠監督超える才能」 独学のCGアニメ作家に審査員全員が満点

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諏訪和仁
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 京都市が若手クリエーターを発掘、デビューを後押しするコンテスト「京都国際マンガ・アニメ大賞」に八幡市のアニメーション作家、伊藤瑞希さん(30)のCGアニメが選ばれた。審査員全員が満点を付けて選ばれたのは初めてという。

 この賞は、マンガとイラスト、CGアニメの3部門。伊藤さんの「高野交差点」はCGアニメ部門の優秀賞で、3部門を通した大賞に選ばれた。

 CGアニメ部門は、民間団体が1989年に始めたコンテストを、2020年から京都市が共同開催にした。過去には、アニメ映画君の名は。」「天気の子」で知られる新海誠監督も受賞しており、活躍するアニメ作家・監督が多数輩出する。新海氏のほかに、「サカサマのパテマ」の吉浦康裕氏、17年放映のテレビアニメ「けものフレンズ」を監督した、たつき氏らもいる。今回は97の国と地域から計2632作品の応募があり、過去最多だった。

 京都市中京区京都市役所で8日に授賞式があり、審査員でCGアニメ振興団体「DoGA」代表の鎌田優(ゆたか)さんが伊藤さんの作品を講評。「CGアニメのコンテストを30年以上続けていて、審査員が3人とも満点を出したのは初めて。新海誠監督を超える才能が出てきた」と高く評価した。

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