代表チーム強化以外にも目を向けるべき れんがを横に積んでいく時期

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 サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選は12日、第4戦があり、B組の日本はオーストラリアに2―1で勝利。7大会連続の本大会出場を狙う日本は2勝2敗とした。

 日本サッカーがW杯出場を明確な目標に据えて挑んだのは1994年米国大会だった。

 カタールで集中開催された最終予選はJリーグが華やかにスタートした93年の10月。初の外国人プロ監督の下で臨み、最終戦の終了間際の失点で出場権は手からこぼれ落ちた。わずか7大会前の話である。

 次の98年フランス大会から最終予選はホーム・アンド・アウェーとなり、勝てない試合が続いて第3代表決定戦で初出場にたどり着いた。

 この二つのしびれる経験を通じて、一喜一憂せず、冷静にファイトする大切さを、選手もファンもメディアも学んだ。チームがこの先もそんな戦いぶりを続けていくことを願っている。

 勝ち点を6に伸ばしても、何かを手にしたわけではない。結果がどうあれ、できるのは細部にわたって手を尽くすことしかない。勝敗が紙一重でどちらにも転ぶことは、この日の決勝点とここまでの最終予選の4試合が示している。

 「れんがは真上に積んでいけ…

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