森保監督のギャンブル システム変更を機能させた「フロンターレ勢」

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 サッカーワールドカップ(W杯)最終予選のオーストラリア戦は日本がホームで2―1で勝ち、勝ち点3を獲得しました。戦術的に大胆な変更をしないタイプの森保一監督も、予選突破に向けて崖っぷちの今回は、まずフォーメーションも4―2―3―1から4―3―3に変更しました。さらにあまり変えない選手の序列も変更し、思い切ってメンバーを入れ替えてきました。いきなり4―3―3というリスクの高いシステムで、ギャンブルに近い選択でしたが、なんとか結果は出ました。

 4―3―3への変更のリスクが高い理由は、このフォーメーションは4―2―3―1に比べてある程度の熟成が必要で、いきなり機能させることが簡単ではないからです。プレスをかける時に前線の3人と2列目の3人が思考の部分で合わせるのが難しく、運動量の点からも負担が大きいのです。

 例えば、オーストラリアのように相手が4バックだと、前線の3人でプレスにいくわけですが、サイドバックに幅広く展開された時、運動量は増えます。従って、立ち位置を工夫し、2列目と連係しながらパスコースを限定していくわけですが、こうした対応にインテリジェンスとコンビネーションの熟成が求められるのです。

 それが前半から機能したのは…

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