オリックス「計算外」の9月 ロッテ戦3連勝 大前アナと語る

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佐藤祐生・朝日新聞オリックス担当「ロッテに3連勝は『計算外』」×大前一樹・フリーアナウンサー「流れ変えたT―岡田の一発」

 フリーアナウンサーとして主にオリックス戦を実況する大前一樹さんと、朝日新聞スポーツ部の担当記者が定期的に語るコーナー「オリいったお噺」をスタートします。

 佐藤 シーズンは終盤になりますが、新コーナーよろしくお願いします。

 優勝争いを繰り広げるオリックスですが、ロッテに9月末、3連勝したのは大きかったと思います。

 大前 1戦でも負けていれば、ロッテに優勝マジックがついていました。ロッテからすれば、すごく計算外だったと思う。

 佐藤 私も計算外でした(笑)。

 大前 私も思っていませんでした(笑)。ちょうどソフトバンク―西武戦をペイペイドームで実況していて、途中経過を見ると、全試合先に点を取られていた。「あかんなー」と思っていましたが、終わってみれば逆転していました。

 佐藤 3戦目は、九回2死からT―岡田選手が3ランを放って逆転しました。

 大前 同点の八回2死から2失点して、流れ的にはすごく悪かった。誰もが起こればいいなと願いつつ、ないだろうなと思っていたまさかの一発でした。

 佐藤 その後、8連勝まで続けますが、左太もものけがから復帰したばかりの吉田正尚選手が右腕の骨折で再び離脱しました。

 大前 戦力的には痛いけど、今回は「正尚さんの分まで全員で勝つんだ」と切り替えて気持ちを一つにしているように感じます。

 佐藤 全員で粘る姿勢が見えます。

 大前 下位打線でも簡単にはアウトにならず、最後まで分からない野球をしている。それぞれが自分の役割を果たせているのかなと思いますね。

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 元オリックス球団職員で、現在はフリーアナウンサーとして主にオリックス戦を実況する大前一樹さん(60)との対談を始めます。チームとの付き合いは約30年。チームや選手の奮闘ぶりを愛情たっぷりにおしゃべりします。