歩道に即席コート、行政もお墨付き ベトナムに根付く街角スポーツ

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ハノイ=宋光祐
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 バレーボールバドミントン、ランニング……。ベトナムの首都ハノイでは早朝や夕方、公園や歩道で気軽にスポーツを楽しむ人たちをよく見かける。「街角スポーツ」はお金をかけずに健康を保つための庶民の文化だが、経済発展で変化も起きている。

 「2カ月ぶりにみんなと体を動かせてうれしい」。ハノイの観光名所ホアンキエム湖近くにある高級ホテル脇の歩道で、仲間とバドミントンをしていたグエン・トゥ・フオンさん(60)がタオルで汗をぬぐいながら喜んだ。9月30日早朝。新型コロナウイルス対策のための都市封鎖が緩和されて2日後だった。

 れんが色の敷石でできた幅4メートルほどの歩道には、白線で「即席コート」が描かれている。路肩に突き刺した金属の棒と街路樹の間に家から持参したネットをくくりつけていた。地区の行政当局に許可を得ており、歩行者から苦情が来ることもない。

 フオンさんのグループは近所…

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