親会社に罰金の略式命令 安全運転管理者置かず 八街児童死傷事故

伊藤繭莉
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 千葉県八街(やちまた)市で6月、飲酒運転のトラックが小学生の列に突っ込み児童5人が死傷した事故で、千葉区検は13日、道路交通法で選任が義務づけられた「安全運転管理者」を置いていなかったとして、事故を起こした元運転手(60)=公判中=が当時勤務していた運送会社の親会社「南武」(東京)と同社代表取締役の男性(71)を道交法違反の罪で略式起訴した。千葉簡裁は同日、それぞれに罰金5万円の略式命令を出した。いずれも納付済みという。

 道交法は、一定の条件を満たす事業者に安全運転管理者の選任を義務づけている。安全運転管理者は運転者の点呼をし、飲酒などで正常な運転ができないおそれがないか確認して、安全運転に必要な指示をする。

 起訴状によると、同社と男性は2014年2月28日~今年6月28日、安全運転管理者を置かなかったとされる。(伊藤繭莉)