国内最古のことでんレトロ電車、ラストランを見届けよう

福家司
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 【香川】高松琴平電鉄(ことでん)は11月3日、営業路線を走る電車としては日本最古の2両(3000形300号、1000形120号)のさよならイベントを開く。大正生まれの「レトロ電車」の営業運転は、全国でも今回が最後となる。

 ラスト運行は琴平、長尾両線で実施。午前8時25分から瓦町―長尾―高松築港―仏生山間、午後3時26分から仏生山―琴電琴平―高松築港―仏生山間を走る。ことでんが製作した「特別運行」のヘッドマークを掲げて運行する。

 午前11時からは仏生山駅東側でラスト撮影会もある。30分ごと(撮影時間は各20分)の入れ替え制で午後1時50分まで。参加費3千円で各回50人の先着順のため、当日午前10時から整理券を配布する。

 2両はいずれも1926(大正15)年の製造で、前身の琴平電鉄の開業当時から走り続けてきたオリジナル車両。引退後も当面は仏生山車両所で作業用車両として使われるが、貸し切りを含め、営業路線での運行はしない。

 さよならイベントは5月と8月に計画されたが、いずれも新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。撮影会の参加者には香川県のガイドラインに従って公的証明書の提示や氏名、連絡先などの名簿提出を求める。

 3日は鉄道部品などを販売する「電車まつり」も午前10時から瓦町FLAG(高松市)で開く。

 問い合わせは、ことでん運輸サービス部(087・863・7300)。(福家司)