甲子園で輝いた左腕、呼ばれなかった名前 ドラフト翌日のLINEに

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山口史朗
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 支配下77人、育成51人で計128人が指名を受けた11日のプロ野球ドラフト会議で、その名は最後まで呼ばれなかった。

 川端健斗。立教大の左腕である。

 覚えている人も少なくないだろう。川端は熊本・秀岳館高で2016、17年に4季連続の甲子園出場。3年生の夏は高校日本代表の20人にも名を連ね、世代を代表する左投手だった。

 だが、大学3、4年とリーグ戦での登板はなし。「育成選手でも、可能性はあるんじゃないか。指名されなくても恥じることはないと思う。出さずに後悔するより出した方がいい」。そんな思いで出したプロ志望届だった。

 川端に一体、何が起きていたのか。

 140キロを超える直球に落差の大きいカーブ。立大でも1年春からリーグ戦に登板し、2勝を挙げた。「自分でも納得のいくスタートが切れた」。そう感じていた。

 歯車が狂い始めたのは、1年…

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    平尾剛
    (スポーツ教育学者・元ラグビー日本代表)
    2021年10月15日11時32分 投稿
    【視点】

    『高校のときは、感覚だけでやっていたので、自分のフォームの特徴や、調子が良い時のチェックポイントをあまり考えていなかった。大学でいざ、フォームが崩れたときに、再生できなくなった』 川端健斗選手のこのことばに胸が苦しくなりました。運動習