私たちの地球、子どもたちに残すには 市川海老蔵さんが専門家と議論

コーディネーター・山岸玲
【動画】子どもたちに残したい 私たちの家「地球」
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 国際シンポジウム「朝日地球会議2021」(朝日新聞社主催)はオンラインで開催され、1日目の17日、パネル討論「子どもたちに残したい 私たちの家『地球』」を配信した。日本だけではなく世界中で近年、大雨や干ばつといった気象災害が頻発している。子どもや孫の世代に、豊かな地球環境を引き継ぐには――。2014年から長野県で植樹活動に取り組む歌舞伎俳優の市川海老蔵さんに、問題意識を専門家2人にぶつけてもらった。

 海老蔵さんは「家のエアコンが壊れた、雨漏りしたとなれば直す。僕たちが住まわせてもらっている地球の気温が上がったり、海が汚れたりすれば直さないと」と、環境問題に関心を寄せる理屈を説明。解決するための「答え」を専門家に求めた。

 まず答えたのが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書の統括執筆責任者も務めた東京大総長特別参与の沖大幹教授。「再生エネルギーを増やせば安い食料を大量に作るのが難しくなる。科学者がどちらがいいと言うのは越権行為。人によって大事なものは違う」と、答えを出すのは簡単ではないと説明した。

 過疎地域を回って環境問題を「現場」で研究する上智大大学院のあん・まくどなるど教授は、「海」へ目を向けるべきだとした。江戸時代は資源管理が厳しかったといい、「いい森林管理が川や海を通じて、魚にいい影響を与える。全部つながっている。昔の暮らしにヒントがある」とした。

 一人ひとりができることについて、沖教授が「値段が高いけど温暖化の対策もしているというモノを選べる社会にしないと」とすると、あん教授も「消費者が買い物する時に水産物、農産物がどう作られているのか考えて」とした。

 海老蔵さんは2人の話を聞き、大企業や政府が環境問題に向き合っている姿を「意外と僕たちは知らない。消費者なりの知識を得て、何か行動をしたい」と感じたという。(コーディネーター・山岸玲)

 日本だけではなく世界中で近年、大雨や干ばつといった気象災害が頻発している。子どもや孫の世代に、豊かな地球環境を引き継ぐには――。2014年から長野県で植樹活動に取り組む歌舞伎俳優の市川海老蔵さんに、問題意識を専門家2人にぶつけてもらった。

 海老蔵さんは「家のエアコンが壊れた、雨漏りしたとなれば直す。僕たちが住まわせてもらっている地球の気温が上がったり、海が汚れたりすれば直さないと」と、環境問題に関心を寄せる理屈を説明。解決するための「答え」を専門家に求めた。

 まず答えたのが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書の統括執筆責任者も務めた東京大総長特別参与の沖大幹教授。「再生エネルギーを増やせば安い食料を大量に作るのが難しくなる。科学者がどちらがいいと言うのは越権行為。人によって大事なものは違う」と、答えを出すのは簡単ではないと説明した。

 過疎地域を回って環境問題を「現場」で研究する上智大大学院のあん・まくどなるど教授は、「海」へ目を向けるべきだとした。江戸時代は資源管理が厳しかったといい、「いい森林管理が川や海を通じて、魚にいい影響を与える。全部つながっている。昔の暮らしにヒントがある」とした。

 一人ひとりができることについて、沖教授が「値段が高いけど温暖化の対策もしているというモノを選べる社会にしないと」とすると、あん教授も「消費者が買い物する時に水産物、農産物がどう作られているのか考えて」とした。

 海老蔵さんは2人の話を聞き、大企業や政府が環境問題に向き合っている姿を「意外と僕たちは知らない。消費者なりの知識を得て、何か行動をしたい」と感じたという。(18日に再配信)(コーディネーター・山岸玲)