選択的夫婦別姓「首相は後退?」 記者の質問に野田聖子・少子化相は

有料会員記事2021衆院選自民

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 選択的夫婦別姓は、衆院選直前の国会や自民党総裁選で議論され、野党も公約に掲げるなど、衆院選のひとつの焦点になりそうです。総裁選で実現を訴え、直後の岸田内閣に少子化相として起用された野田聖子氏が単独インタビューに応じました。聞き手は、秋山訓子編集委員と田渕紫織記者です。

 ――総裁選の手応えは。

 いろいろテレビの討論会に出ましたが、常に出てくるお題が、年金改革や安全保障でした。だけど、そうした問題が不安定な原因は、(少子化、人口減少による)担い手(不足)でしょ、というところまで掘り下げることができないメディアの限界を感じました。自分は(そうしたテーマを)度外視して、やっぱり一番大切なことを、例えば多様性やマイノリティー(少数者)や子どもや女性やLGBTQとか障害者の問題を、総裁選を通じて伝えることができたんじゃないかなと思います。

「高市さんもマイノリティー。共有できる」

 ――そういうマイノリティーの問題はとても大事だとは思うが、総裁選の論戦の主要テーマとしてふさわしいのか。例えば、経済政策とか外交・安全保障の方が大切なのではないか、という見方もあります。

 経済政策ひとつをとっても、重要なのは民間の投資だったり、国の公共事業だったりします。しかし、一番大きい要素は個人消費だと思います。個人消費で言えば、(子どもは)生まれた時から消費者だ。そういう視点がこの国には全然なくて、少子化で消費者の分母がどんどん小さくなる中、消費が伸びるわけないじゃないですか、というのが私のスタンスなんです。

 ――ただ一方で、自民党内を…

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