H2O社長「増益達成できる」 関西スーパー統合でオーケーに反論

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宮川純一 栗林史子
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 阪急阪神百貨店などを傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと、首都圏地盤のスーパー、オーケーによる「関西スーパーマーケット」の争奪戦をめぐり、H2Oの荒木直也社長(64)が14日、朝日新聞の取材に応じた。オーケーがH2Oのスーパー事業の不振を指摘し、増益計画を疑問視していることに対し「無理なく達成できる」と反論した。

 関西スーパーとH2Oは8月末、H2O傘下のイズミヤ・阪急オアシスと関西スーパーを統合して子会社化するとの方針を発表。3日後にはオーケーも買収に名乗りをあげ、上場来最高値と同じ1株2250円での株式公開買い付けを6月に提案していたと明らかにした。

 オーケーはH2O傘下のスーパー2社について、コロナ前は最終赤字が続いていたとして「統合対象とすべきではない」と指摘。今月29日の臨時株主総会で、H2O傘下になる議案を否決するよう関西スーパーの株主に呼びかけている。

 これに対し、荒木氏は「2社…

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