トンネルのルート外にも地盤の緩み 調査へ 東京・調布の陥没事故

山本孝興
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 東京都調布市の住宅街で昨年10月、東京外郭環状道路(外環道)の地下トンネル工事が原因で市道が陥没した事故をめぐり、斉藤鉄夫・国土交通相は15日午前の会見で、トンネル工事のルート上以外でも地盤の緩みがないか、事業者の東日本高速道路(NEXCO東日本)が調査することを明らかにした。

 陥没事故を巡っては、地盤の緩みが確認されているトンネルのルート上に限って、NEXCO東が地盤の補修工事などを進めている。NEXCO東はこれまで、ルート上以外に地盤の緩みは確認されていないと説明していた。

 ところが、地盤工学の専門家がルート上以外の場所を調査したところ、地盤の緩みが確認された。これを受け、NEXCO東はルート上以外の地盤についてもボーリング調査などで確認するという。斉藤氏は会見で「工事に関連する地盤の緩みが確認された場合には、事業者が補修等の対応を適切に行うよう指示する」と述べた。(山本孝興)