第16回「今は新人」前知事の再挑戦 前職は冷ややか 三重4区

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大滝哲彰、臼井昭仁
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 三重県南部一帯に広がる三重4区は5月、2003年から6回当選を重ねてきた自民党のベテランが「体調不良」を理由に引退を表明した。その後任に手を挙げたのが、新型コロナウイルス対応の司令塔である当時、現職の知事だった。県内では、9月に後任を決める知事選があったばかりだ。

 自民の鈴木英敬氏(47)は衆院解散を目前にした今月8日夕、三重県伊勢市のグラウンドに立っていた。私立皇学館大学の野球部員たちを訪ね、チームの活躍をたたえた。「近々行われる新たな戦いに向けて準備をしています」「伊勢市民になっています」といった言葉も盛り込み、10分ほどで次の予定に向かった。

 9月末には、熊野灘に面した南伊勢町の役場を訪れ、小山巧町長に「知名度はあると言われていますが、今は新人です」などとあいさつし、20分足らずで次に向かった。小山町長は「相当忙しいんだろう」と推し量った。

 先月までの3期約10年は三…

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