トヨタ、11月生産は過去最高水準へ 大規模減産から回復

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三浦惇平
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 トヨタ自動車は15日、11月の全世界での生産台数について、過去最高水準の約85万~90万台になる見通しだと発表した。9~10月は新型コロナウイルスの感染が広がった東南アジアからの部品供給が停滞するなどし、前年水準より3~4割ほど少なかった。ここにきて供給網は正常化しつつある。

 部品メーカーが集まる東南アジア各国で行動制限が緩和され、工場が再開しはじめたため、部品の不足が解消されつつあるとトヨタはみている。熊倉和生・調達本部長は取材に「一番悪い時期は脱した」と話した。

 11月の生産は前年の約83万台を上回り、単月として過去最高だった2012年3月の約87万台と同水準になる見込み。9月と10月は、いずれも50万~60万台ほどだった。

 とはいえ、直近の計画では11月は「100万台」としていた。これに比べると10万~15万台ほど少なくなる。9~10月の減産分を挽回(ばんかい)するために「意欲的な計画」(熊倉氏)を立てていたが、一部の部品を確保しきれず、生産の見通しを引き下げたという。

 国内生産は5万台ほど少なく…

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