次回朝ドラ主題歌はAIの「アルデバラン」 カムカムエヴリバディ

土井恵里奈
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 NHK朝ドラの次回作の主題歌が決まった。AIの歌う「アルデバラン」。アラビア語で「後に続くもの」という意味があり、3世代の主人公が織りなす家族の物語を彩る。

 11月1日に放送開始の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は、祖母、母、娘の3世代100年のファミリーヒストリー。上白石萌音(橘安子役)、深津絵里(雉真〈きじま〉るい役)、川栄李奈(ひなた役)の3人が主人公で、ラジオ英語講座を題材に、舞台も岡山、大阪、京都と移り変わる。

 主題歌を歌うAIは、米ロサンゼルス生まれ、鹿児島市育ち。ゴスペルクワイアで鍛えた本格的な歌唱力が魅力で、これまでに3度、NHK紅白歌合戦に出場している。「アルデバラン」は、ドラマのために書き下ろしたオリジナルソングで、作詞作曲は森山直太朗が担当した。

 堀之内礼二郎制作統括によると、アルデバランはおうし座の1等星も意味する。「(3人の)主人公が役割を受け取って後へつないでいくこの物語にぴったりの歌」と話す。

「母娘の100年つなぐ」

 AIは「一緒に乗り越えていこうっていうメッセージを込めて歌いました。いろんなことが起きてるこの時代に頑張ってる人に伝えたい曲です」。初代主人公安子役の上白石は「この曲の美しい調べは、聴く時々で幸せいっぱいにもどこかさみしげにも聴こえます。曲の中で歌われる『君』に、娘のるいを重ねてしまいます。大切な人の幸せを願う気持ちが、母娘の100年をつなぐのだと思います」とコメントしている。(土井恵里奈)