スーパークレイジー君の当選無効認める 高裁「住んでいた事実ない」

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村上友里 堤恭太
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 1月の埼玉県戸田市議選で初当選したスーパークレイジー君(本名・西本誠)議員(35)が、当選無効とした県選挙管理委員会の裁決の取り消しを求めた訴訟の判決が15日、東京高裁であった。渡部勇次裁判長は「市内に日常的に住んでいた事実はない」として請求を棄却し、当選無効を認めた。

 判決は、「市内の特定の銀行のATMを何回か使った」という議員の説明が事実と反したことや、移動手段だったという自動車の駐車場の領収書が1枚も提出されなかった点を指摘。生活の本拠地は東京都内の住居で、市内に3カ月以上住んでいるという公職選挙法上の被選挙権の要件を満たしていないと結論づけた。

 議員をめぐっては、市選管が4月、市内での居住実態がなかったとして当選無効を決定。県選管も7月、議員の不服申し立てを棄却する裁決を行った。(村上友里)

上告の方針だが「逆転勝訴は厳しい」との認識も

 判決言い渡し後の会見で同議員は最高裁に上告する方針を明らかにした上で「失職が決まっても最後まで市議としての仕事を全うする。投票してくれた人がいるので筋道は通したい」と述べた。

 また、判決で立候補できる要…

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